しじみに含まれるオルニチンで肝臓機能アップ
しじみに含まれるオルニチンは、体の中で作られるアミノ酸の1つです。
オルニチンには、肝臓の回復を促進する効能があると注目されており、栄養の代謝を促したり、体に有害となる物質を解毒するような作用があります。
また、肝臓の機能が弱ったときに、オルニチンを摂取することによって、肝臓の機能を回復させる効能があります。
しじみに含まれているオルニチンが肝臓の働きを高める効果があることは、ある実験から分かりました。
それは、肝臓が悪い方9名と、健康な方1名にシジミエキスの入ったカプセルを毎日6粒、13週間後は毎日12粒とってもらったところ、対象者10名全員が肝臓の働きが良くなったのです。
オルニチンの多い食べ物は、しじみなのですが、50グラムあたり5~8ミリグラム入っています。
しじみ100グラムは、およそ35個分なのですが、オルニチンの必要摂取量を取る場合、1000個ものしじみを毎日食べなければいけません。
そんなに多くのしじみを1日で食べることは不可能なため、しじみと併せて、サプリメントを活用することをおすすめします。
ちなみに、しじみの味噌汁を作る時は、しじみを冷凍すると含まれているオルニチン量が8倍もアップします。
せっかく食べるのであれば、オルニチンを倍増させてから食べた方が良いですよね。
冷凍しじみとサプリメントを上手に活用して、肝機能をアップさせましょう。